Googleカレンダーの通知のおかげで、遅刻したけど参加できました、ありがとう、Googleカレンダー。
講師のお二人とも、まず美人で聡明で、しかも声もとても心地よく、終始、睡魔との戦いとなりました。子沢山シングルマザーとしては、教育は、もっともKUFUが求められるテーマ。多分、一般のお母さんほどは家で使う体力がないので、あれしろこれしろとは言いませんが、子供らがパープリンになってアイシスとか入ったら、もっとも困るのは本人、その次は私。手放しにはできないものです。
しかし。脳内教育論争、からの、日々、生身のクランケどもを使った臨床実験。あっちを立てればこっちが倒れ、こっちを立てればさらに向こうが倒れ、押したり引いたりの攻防が続くわけです。
とはいえ、最近ではちょっとわかってきたことがあって、それは親が批判的な発言、生き方をしない、ということが、子供たちの可能性の芽を摘まず、持ってるスペックの中で最高のパフォーマンスを出す子育てにつながるのではないか、準じて親もそのように生きられるのではないか、ということです。
で、のびのび育てられているはずのお子様たちが非常に批判的で、大人を尊敬できないのは一体何故なのか、という長年の疑問も、わかってきたような、そんな境地に至っていたのです。

今回、「のびのび育てたい」という親御さんがたくさん集まりそうなイベントだったので、是非とも、と、ちょっと仕事も立て込んでいる時期であろうと思いつつも一番乗りでチケットを買ってた私。そして、忙しすぎてすっかり忘れてた私。
行ってみて、よかったです、本気で取り組んでいるお二人のお話、たくさん悩んでそれでもぶつかってきた人たちの持つ「自信」を感じました。
子供のエネルギーの向かう方へ、のびのびした教育、というのは、非常に厳しいものであるということもわかりました。そりゃ、その環境で頑張れるなら、どこでも頑張れる子になるよね・・・・というのが感想です。
そこに従順する子供たちも素晴らしいけど、どこまでも自分の信念を貫き、忍耐強く接する先生方、親御さんのご尽力には、暴れん坊将軍のむしろの上で頭を下げる罪人ぐらいひれ伏してしまいそうです。
さらに質疑応答は長い時間続いたのですが、その中での回答も非常に秀悦でした。
そして私たちが思いつくほとんどの懸念事案は、今の教育の上に発生しているものであるということがわかりました。ふむーーー、、、。

最後に、と、お話された中に「公立の学校へ研修に行って感じたことで、きっとお家でご家族が学校や先生のことを蔑んでいるんだろうと感じました。もしそのようなことがあるならどの体勢でもうまくいかないし、子供の不信感につながるのでやめてほしいです」と言われました。
きたー!!!
教育体勢を崩しているのは、家庭環境である可能性は非常に濃くなりました。
まあ、じゃあ、仮に、家庭環境が教育を阻んでいる、としよう、ならどうしたらいいのか。子供は親を選べない、というが、選べない、とか言ってていいのか。やっぱり日本は村社会を再興させ、家庭内でやってるいろんなことをオープンにしていかなくては日本人のマンパワーは伸ばすことができず、ひいては国力も頭打ちになってしまうということなんだろうか。
倫理観さえしっかりしていれば、村社会は構築可能なシステムだと思うんだよね。ただこの倫理観ってのが、多様性とあいまって大変なことになってるのが、目下の課題だよね。ちょっと前まではどちらのお宅も宗教心があったから、ある程度統一されてたんだけど、今はそれもないから、日本社会の難点は、この「無神論」というものに尽きると思う。
マクロスとかに出てくるような、近未来村社会。まずは倫理観の共有できる人たち同士で、近い将来展開していくんだろうなー。でもそれじゃあんまり意味ないよね、、結局さらに格差が広がっていく。
まあ、村社会も、一歩目は家庭。もし、自信がないなら、その時は誰か周りの人に助けてもらっても、それは賢明な判断だと思う。お母さんなんだからとか、お父さんなんだから、って言ったって、んなもん立候補して選挙に勝ち進んでなったわけではないし。人は適材適所、向き不向きってのがあるんだから。
子供を産むことはできても、育児が苦手な人や、躾ができない人がいたって当たり前のこと。お母さんだってお父さんだって、できないもんはできない、できるもんはできる。他人がどうこう言ったところでそんなもん横ちょの親父の井戸端会議に過ぎないんだから、口出しするんならもう黙って助けてやってほしいもんです。
だからまず、家庭内で大変なことがあれば、どんどん周りに言って助けてもらえるようなアクションを自分が起こすべきだし、それが普通だよ!って雰囲気を作っていくのも大事だと思う、今できる、活動としては。それがいつの日にか村社会の再興につながるのではないかしら。

それにしたって今日もクタクタ&グダグダで、夕暮れを眺めつつ、キラキラ、聴く。。どんなシーンにも最高、本当にすんごい曲だと思うんだよね、これ。日本のラップを牽引してきたクレバが「わかる人にだけわかればいいって思ったことは一度もない」って言った言葉が、沁みる…。ダサいとかオワタとか言われても、そのスタイルを貫いてくれるクレバには尊敬しかない、私もそんな人になりたい。
さて、話が非常にわかりやすい藤原校長と、ホリエモンの高校での勉強の話。子供って、悩む生き物。悩むのは大事、でも、何に悩むのかってのはもっと大事だと思う。子供の時間を高校生の親としては考えさせられますなー。他人を批判してる時間なんて、ないよね。