お墓が決まった話。

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まだもうちょっと先ですが、母の骨がお墓に入る日が決まりました。

え、だいぶ前に亡くなったんじゃなかったっけ?

と、思われる方もおられるでしょうが、ええ、そうなんです、昨年の7月2日の夕方、眠るように息を引き取りました。そこからずっとマンボ邸のリビングに遺骨は鎮座しておりましたのよ。そして食事中もいつでも、みんなで過ごしながら母さんのセリフまでだれかが言うという、母の不在感のないマンボ邸リビングでありましたの。

長年お手伝いに来ていただいているO氏からは「普通亡くなった人の話は一周忌の時とかに話すものなんですけど、ここはママさんの発言まで会話に入ってくるんですね~」と笑われておりました。

からの、母が予約3日前に入院しちゃって、キャンセルになっていた料亭Aにて、祝1周忌。

母を支えてくださって、さらに母亡き後も私たち家族を元気付けてくださったご近所の方々にも参席していただき、最高のおもてなしの中、思い描いた通りの時間を過ごすことができました。料亭Aさん、その説は本当にありがとうございました。1周忌って、喪失感を払拭してくださった皆さんの為にあるものなんだなあって知りましたね。

噂の料亭A→http://shikinoie-ayakura.jp/

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てか。母の遺言では「海に撒いて」とのことでしたが、残された家族としてはそうゆうのもなんだかなあ、そもそもさ、もう死んでる人の意見はいいのでは、ということで、貴重なおやすみを使ってお墓参りに行く人サイドの都合にフォーカスして探しておりました。

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母は敬虔な、とまでは言いませんが、熱いクリスチャンだったので、何はともあれ毛嫌いしていた偶像物の近くは避けたい。というのがまずあり。

さらに。あの人、寒いところは嫌だといつも言っていたから、暖かいところにしてあげてね、との身内からのリクエストもあり。さらに、もし退院できたら海田に住みたいなあって言ってたので海田の近くに、とか、駅からのアクセスがいいところでとか、もう、言い出せばきりがない。

よしこれだーと思って決まったかと思ったら予約がいっぱいで流れたり、ここだというときには土砂災害で行かれなくなったり、などなど、前途多難な墓探しの日々でした。

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本当なら、東京にあったんですよね、母の入る予定のお墓は。けどもそうしちゃうと、東京の妹(既婚)に多大な負荷がかかってしまうことが予想されるのでね、それは誰も望まないだろうと。

てことで黙々と、母(の墓)を訪ねて三千里、な旅をしておりました。

ときにしんみり、ときにイライラ、とにかくタイトなスケジュールで動いていたので一度としてほっこりとした視察はありませんでしたが。

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色々とアドバイスしてもらったのはこの人、ひこばえの杜の堀社長。数年前、母にエンディングノートもくれてたので、母なき後、とっても助かりました。

http://www.hikobaenomori.jp/profile.html

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私も独身ですし、この先、どう考えてもめでたい話もなさそうだし、なんならうちの子供やそれ以外も入れるように、ちょっとおしゃれで定員のないお墓にしときました。これで少なくとも私のときには子供達は私のような過酷な状況にはならない予定なのね。あ、なんなら、行くところのない人もウェルカムよ!追加で入るには名前掘る手間賃で5万円くらいかかる程度らしいよ。で、せっかくなのでかっこいい墓石をデザイン中。芸は身を助く。

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ちなみに場所は広島平和霊園。こんな感じのお墓なの。

何が決め手だったかというと、無料送迎バスが豊富というのがまずいい。東京から母のお墓に行きたい、という人が来ても、送迎バスがたくさん走っているので楽々。さらに日当たりが最高。でも何より、担当者の方が本当にいい人でして。この一年で厄介な担当者にもちょいちょい遭遇してるもんで、打たれ強い私も多少やさぐれてたわけですよね。何度か下見で足を運んだこの霊園でしたが、担当者にお会いしたのは契約についての説明の日でして。その日も一人で一日仕事で市内をバタバタしてて、もうダメ元のへとへとで足を運んだのですが、あまりのホスピタリティにすんごい癒されました。優しい人っていいですね、私も人に優しくならなくちゃ。

晩年は清志郎がとても好きだった母。清志郎のこと、気持ち悪いとか偏見ばかりでみてて、私はバカだったわってしみじみ悔いてました。まあ、ほとんどの日本人は志郎が好きだろうけど、そうでない人もいるよ、そりゃそうゆうもんだ、と、普通の清志郎ファンとしてはよくわからんことを言って慰めてたものです。葬儀でこの曲かけてよねって頼まれてた、デイドリームビリーバー。


実際には仕事の締め切りも全然守れてないし、記事はまとまらないし、頼まれてるデザインも決まらないという、どこにもゆとりなどないのですが。

なのに、すんごいゆったりしてるんです、いや、ほんとはダメなんですけど、もしかしてこれが燃え尽き症候群?とか思いつつ、ここ1週間ほど、久しぶりにゆったりした時間を過ごしております。

不思議ですよねー、と、敏腕お手伝い(縫製担当)のM氏と話しておりましたら、案件事項が片付くと、そうゆうもんよ、と。

これって重荷が降りた感じなのかな。

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そういえば、母が初めてキリスト教会に入ったきっかけは、教会の入り口にあった「あなたの重荷を主に委ねよ。主はあなたを支えてくださる」という詩篇のみことばが目に飛び込んで来たから。と、よく話していました。画家の娘で甘やかされて育っていた母。結婚して生まれ育った東京から倉敷に引っ越し、慣れない県民性に悩み、多忙な父を支えつつ公害により喘息やアトピーで眠れなかった、私、兄、弟の年子の育児に疲れ果てて毎日3人連れて死のうと思っていたそうです。

耳にタコができるほご聞いた苦労話でしたが、その時支えてくださったみなさんがほとんど他界した今となっては、水島聖約キリスト教会の皆さんになぜ私はもっと感謝しなかったのか、と、心底悔やまれます。今日の私たちがあるのは、そして母が幸せに人生を全うできたのは、神様の御心にしたがってくださった皆様のおかげに他なりません。本当に本当に本当に、ありがとうございました。

主の祝福がありますように。

Cast your cares on the Lord and he will sustain you.

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ちなみにこれはガーデニング葬って種類。色々あるんですよ、ほんと。私、この一年で墓博士になっちゃったよね。

 


 

投稿者: manbosblog

広島の県北、北広島町でカサコソ制作作業をしつつ、インドネシアのコーヒー、紅茶、塩の輸入をしてます。時々、産地視察と探検で日本を離れております。以前のブログは→https://manboblog.exblog.jp/ (株)ライフデザインマンボ 代表取締役

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